3月2日春日寮で第12回シネマ講座を16名の参加で開催し、「にあんちゃん」1959年(昭和34年)の作品を上映。今村昌平監督、長門裕之、松尾嘉代などの主演。昭和28年、佐賀県東松浦郡、鶴の鼻炭鉱で、炭鉱労働者の父親が息を引き取り、4人の子供たちが残された。不景気な炭鉱で20歳の長男喜一が妹や弟を養っていくのは無理な話だったが、炭鉱長屋の人々や保健婦、学校の先生たちに見守られて、貧しさに負けず健気に生きて行く物語に、参加者は思い思い感動していた。
上映後に講師の白井様を囲んで映画談義を開催。23年度の上映予定の4作品について、白井様より作品の概況を説明して頂きました。
次回は6月1日(水) 「砂の器」(1974年作品)を上映予定で、今後も多くの皆さんの参加を歓迎します。(事務局)
23年度シネマ講座上映内容
第1回 23年 6月1日(水) 「砂の器」(1974年作品) 監 督 : 野村芳太郎
第2回 23年 9月7日(水) 「ひまわり」(1970年イタリア作品) 監 督 : ヴィットリオ・デ・シーカ
第3回 23年11月29日(火) 「二百三高地」(1980年作品) 監 督 : 舛田利雄
第4回 24年 2月29日(水) 「戦場にかける橋」(1957年イギリス作品) 監 督 : デビット・リーン
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